寒い季節になると、膝や腰、指の関節が痛くなる…そんなお悩み、ありませんか?特に女性は冷え性の方も多く、寒さが関節に与える影響を受けやすい傾向があります。でも、どうして寒いと関節が痛むのか、不思議ですよね。 一つ目の原因は「冷えによる血流の低下」です。寒さで体が冷えると血液の流れが悪くなり、関節の動きを滑らかにする関節液もスムーズに働きにくくなります。そのため、こわばったり痛みを感じたりしやすくなります。二つ目は「気圧の変化」。冬は気圧が低い日が多く、関節の中の圧力が変化してしまい、違和感や痛みにつながることがあります。 では、どうすれば痛みを和らげられるのでしょうか?まずは「温めること」を意識しましょう。例えば、手軽にできるのが湯たんぽでの温め。また、お風呂もおすすめです。38~40度くらいのちょっとぬるめのお湯に15分ほど浸かると、全身の血流が良くなり、関節の痛みが和らぎます。次に「体を軽く動かすこと」も大切です。例えば、家事の合間にストレッチをしたり、肩回しをしたりするだけでも血流改善につながります。そして「食事」も忘れずに。コラーゲンを多く含む鶏肉やゼラチンを使った料理、またビタミンCが豊富なみかんやパプリカなどを積極的に摂ると、関節を内側からケアできますよ。 寒い冬でも、ちょっとした工夫で痛みを和らげて快適に過ごせます。無理せず、自分に合った方法から試してみてくださいね。