骨の役割

① 体の支柱となる

② 脳や内臓の保護

③ 骨格筋とともの、運動を行う

④ 骨の中の骨髄で血球を造る

⑤ カルシウムの貯蔵場所となる

骨が丈夫でないと、転倒しただけで骨折したり、うちどころが悪いと寝たきりになるリスクも含む大切なものです。また、年齢を重ねると骨がもろくなる骨粗鬆症となるリスクも伴うあめ、早いうちから予防することが大切です。

骨がつくられる成長期は特にバランスのとれた食事で、カルシウムを主とした栄養素を摂取して、適度な運動を行って骨密度を増やしましょう。また、成長ホルモンは夜眠っている間に分泌するために早寝早起きをしましょう。

骨をつくる栄養素について、ざっくりお話していきましょう。

骨を作る栄養素といえば「カルシウム」ですよね。おそらく1番に思い浮かべるのではないでしょうか?しかし、カルシウムは体内で作ることが出来ないので食品から取るしかない上、吸収率があまり良くないのです。カルシウムをより効果的に効率よく吸収することが出来る栄養素と組み合わせて、日々の食事に取り入れましょう。

骨や歯の主成分で、欠かさず摂る必要があります。他にも筋肉の収縮を助ける、血液の凝固作用を促す、精神の安定などの大切な働きがあり、摂取量が少ないと、恒常性機能の働きで骨を溶かして血液に供給されるため、骨粗鬆症に繋がります。

ビタミンKは腸から吸収されたカルシウムを骨に取り込むのを助ける働きと、カルシウムが尿中に排泄されるのを抑える働きがある栄養素です。

マグネシウムは、カルシウムが骨から溶け出すのを防ぎます。マグネシウムが不足すればカルシウムが十分に働かないため、重要なパートナーと言えます

ビタミンDは、体内で活性化し、腸からのカルシウムの吸収を促し、血液に入ったカルシウムを骨まで運ぶ働きがあります。また、骨を作る骨芽細胞の働きを促し、骨の形成を助けます。食品以外でビタミンDを獲る方法としては、日々の生活の中で日光を浴びることです。適度な紫外線を浴びることは、ビタミンKの大きな供給源になります。

骨を作るコラーゲンを合成するために、肉類・魚類・卵・乳製品・大豆製品など、質の高いたんぱく質を摂りましょう。ただし、肉類や乳製品は脂肪分が多いので食べ過ぎに注意です。

骨折の予防だけでなく、体の幹となる大切な組織なので大切にしましょう!