寒い季節になると、室内と外の温度差が大きくなり、体調を崩しやすくなる方が増えます。その中でも「めまい」に悩まされている方はいませんか?  特に急に立ち上がったときや、屋外から暖かい室内に入ったときにふらつく感覚を経験したことがある方も多いのではないでしょうか。これは、体が温度差にうまく適応できず、自律神経が乱れることで起こるものです。 自律神経は、体温や血圧を調節する働きをしていますが、急激な温度変化があると、その調整が追いつかず、めまいや立ちくらみを引き起こすことがあります。特に疲れがたまっていると、さらに症状が出やすくなるんです。 対策としては、以下のポイントを意識してみましょう。 1)温度差を和らげる工夫 外出時はコートやマフラーを着て体を温め、室内では急激に暑くなりすぎないよう適度に調整しましょう。また、入浴後も急に冷えないようタオルで体をしっかり拭き、体温を保つことが大切です。 2)自律神経を整える習慣を 深呼吸やストレッチなど、リラックスできる時間を意識的に取り入れましょう。特に寝る前に腹式呼吸を行うと、眠りの質が上がり、自律神経が整いやすくなります。 3)こまめな水分補給 冬でも汗をかくことで体内の水分が失われます。脱水状態が続くと血流が悪くなり、めまいが悪化しやすいので、こまめに水分を摂るようにしましょう。 温度差によるめまいは、一時的なものだからと油断してしまいがちですが、放っておくと慢性的な体調不良につながることも。ぜひ、日々の生活で少しずつ対策を取り入れてみてくださいね!