指の第1関節が変形する!? へバーデン結節とは?

へバーデン結節とは、手の指の第一関節(爪のすぐ下にある関節)に腫れ・変形・痛みなどの症状が出る病気です。

へバーデン結節の推定患者数は3000万人といわれており、年齢が高いほど罹患率は高くなります。

当院に相談されにくる患者様(40代~60代)も、50代では28% 60代では35% も発症することになります。

以前は痛みの症状で受診しても『加齢だから仕方ない』などと言われることが多かったのですが、最近はへバーデン結節を治療可能となりました。

要注意!へバーデン結節の症状チェックリスト

へバーデン結節の痛みの原因1:女性ホルモンの減少

へバーデン結節の痛みの原因2:モヤモヤ血管

エストロゲンは、血管の内壁を修復する働きもしています。エストロゲンの分泌量が減少し、血管壁の修復作業がスムーズに行われないと、異常な血管が生まれやすくなります。
この異常な血管のことを『モヤモヤ血管』と呼んでいるそう。
そして、へバーデン結節の長引く痛みは、モヤモヤ血管が原因だと言います。
正常な血管は規則正しく整然と並んでいますが、モヤモヤ血管はグシャグシャとした塊のような状態なので、栄養分や酸素を正常に運ぶ役割はありません。
しかし、人体の構造上、血管が増えると、神経線維も一緒になって増えていきます。
モヤモヤ血管のまわりに増える神経線維は、脂肪細胞に包まれず裸のままなので、少しの刺激にも過敏に反応するそう。
モヤモヤ血管に血液が流れることで、周りにある神経線維からの絶えず痛みの信号が送られている状態が、長引く痛みにつながっているのです
モヤモヤ血管は、へバーデン結節だけでなく、五十肩や肩こり、腰痛など、さまざまな慢性痛の原因になっているそうです。

セルフケア

特に、当院が行うセルフトレーニングは痛みの改善に効果が期待できます。