『健康に欠かすことのできない大切なこと』
美容や変形性疾患で話題のコラーゲンのお話です。
「皮膚」の整体、整皮、カッサ、テーピングなど、整体業界でも皮膚運動学は大変注目されています。実際、当院でも整体技術のひとつとして実践し結果を出しております。また、筋膜リリース、筋膜はがしで有名な「筋膜」もコラーゲンです。
コラーゲンが弾力をエラスチンが伸縮性を司っています。コラーゲンは膠原繊維、エラスチンは弾性繊維と呼ばれ名前のように細胞と細胞の間に存在しています。
筋膜は運動器官の構造のすべてに連結されているので、運動器官の機能障害を左右する可能性があります。
運動不足や悪い姿勢を長時間つづけていると、細胞外基質の流動性が落ちてドロドロになってしまいます。そしてゼラチンのように固まり、(ゲル化)コラーゲンやエラスチンの新陳代謝を妨げて筋膜の復元性が低下してしまいます。
復元性が下がると、細胞外基質の流動性は余計に落ち、コラーゲンに糖質がつくグリケーションという現象が発生いたします。コラーゲンが糖質でベタベタして頑固な癒着になり絡みあい、エラスチンの復元性を邪魔します。
こうして筋膜にはねじれや突っ張りが生じてくると、包まれている筋肉の動きには制限がかかり、血液循環も悪くなり、凝りやお痛みが生じます。
つまり・・・筋膜が癒着して筋肉が硬くなるのです。
ある部分で筋膜の癒着が起こると、その部分をカバーするために他の部位に負荷がかかります。
胃や腸の不調、呼吸のしづらさ、動悸などの内臓系の原因にも筋膜の変性が関係しています。
内臓を包んでいるのも筋膜なんです!当然内臓にも影響が・・。お身体・・あちこちに影響を及ぼす「癒着」。
当然、コラーゲンで一番有名な「お顔」の筋膜に影響が大きいです。